真田昌幸の書状購入プロジェクト~県内ゆかりの歴史資料の散逸防止にご支援ください!~
事業の概要~信州ゆかりの歴史資料を未来に残すために~
地域の歴史資料の散逸を防ぎ、後世へ伝えていくため、長野県立歴史館では、県外の古書市場で売り出されている長野県ゆかりの古文書等を収集しています。
県外へ流出している歴史資料の中には、歴史上の著名な人物に関する古文書もあります。
この度、原本の所在が不明だった真田昌幸の書状が見つかりました。関ヶ原合戦後に紀州九度山へ配された真田昌幸と上田地域の家臣との当時のやり取りがうかがえる貴重な書状です。
このような貴重な歴史資料が県外へ流出し、汚損したり、再び所在がわからなくなってしまわぬよう、県立歴史館で購入し、適切な環境で大切に保管するとともに、調査・研究に役立て、多くの方にご覧いただく機会を提供したいと考えています。
購入を希望している古文書
《真田昌幸書状》 時期:慶長6年(1601年)以降 8月5日
昌幸の旧家臣が、紀州九度山へ配された昌幸を訪ねて仲裁を依頼していること、その内容について昌幸が上田奉行の大熊氏に指示を出していることが分かります。隠居した昌幸やその家臣の人間味がうかがえる興味深い史料です。
流出文書収集のための県立歴史館の取組
長野県立歴史館では、県民の皆様の歴史遺産(考古資料、歴史的価値を有する文書、その他の歴史資料)を未来に継承するための取組の一環として、県外の古書店等から長野県ゆかりの歴史資料を買い戻しています。
真田昌幸書状のような貴重な史料を、県民の皆様のお力を借りて、長野県の財産としていきたいと考えています。
令和4年度には、武田晴信(=武田信玄)書状を購入するためクラウドファンディングを行い、目標額を超えるご寄付をいただきました。ご支援いただきました皆様には改めて心から感謝申し上げます。
寄付金により購入した書状は令和5年度に公開し、多くの皆様にご覧いただきました。
武田晴信書状 一般公開の様子 笹本正治特別館長による特別講演
こんな未来を創るため、皆さんの寄付が必要です!
・県外へ流出している長野県ゆかりの歴史資料を計画的に購入し、破損や滅失を防ぎ、大切に後世へ伝えていきます。
・購入した歴史資料の調査・研究を着実に進め、その成果を展示によってより多くの方にご覧いただく機会を提供します。
いただいた寄付はこう使います!
・真田昌幸文書をはじめとする、県外に流出している歴史資料を購入します。
・目標金額を上回った寄付金は、企画展などの運営費として歴史館事業の充実に活用させていただきます。
寄付をお考えの皆様へ
皆様へのメッセージ(長野県立歴史館特別館長より)
長野県で圧倒的な人気を誇る真田昌幸の書状が県外に流出してしまうかも知れません。このような書状が市場に出ること自体が稀な上、高野山に配流されてからも昌幸が地域に影響力を持っていたことがうかがえる、極めて興味深い内容です。夫婦喧嘩、女房の死、起請文、裁判のあり方と当時の社会を示す言葉に溢れています。これを何とか長野県に残し、県民の財産とし、歴史認識を高めることができるよう、皆様のご協力をお願いいたします。
寄付の方法
以下のような特典をご用意しております!(寄付者限定)
寄付いただいた方々を対象とした購入史料の長野県立歴史館での特別講座や、オンラインによる解説会を予定しております。実施は令和7年度を予定しておりますので、寄付いただいた方へ後日個別にご連絡いたします。
インターネット
このページにある「ふるさと納税で支援する」ボタンをクリックしてください。
その際、必ず「寄付数」と「金額」の入力・選択をお願いします。
クリックすると決済サイトに移動します。
フォームに必要事項を入力して手続きを行ってください。
書面(郵送・FAX)
「寄付申出書」をダウンロードしていただき、電子メール、郵送、またはファックスのいずれかの方法によりご提出ください。
電子メールの場合 | |
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郵送の場合 | 〒380-8570 |
FAXの場合 | FAX番号:026-235-7497 |
事業概要
事業名 | 真田昌幸の書状購入プロジェクト~県内ゆかりの歴史資料の散逸防止にご支援ください!~ |
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寄付募集期間 | 2024年9月5日(木)〜2025年1月31日(金) |
目標金額 | 250万円 |
担当 | 長野県 県民文化部 文化振興課 |
このプロジェクトは、長野県直営ふるさと納税共創サイト「ガチなが」でふるさと納税による支援を受け付けています。
https://www.gachi-naga.jp/projects/3919/
コメント
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